「しなの星空散歩会きらきら」は長野市立博物館を拠点とする天文サークルです。
設立は、1992年2月16日、長野市立博物館において参加者20名のもと、設立総会を開催したのが始まりです。
当時、市職員で学芸員をされていた大蔵満氏を中心に、高校生から年配者まで、独自に活動していた天文ファンが集まり設立されたようです。
長野市立博物館は、「博物館友の会」を組織し、我々、天文サークルのほか、当時は、古文書研究、土器研究などのサークルがありました。
設立当初は、いわゆる「星好きの仲間」からスタートしました。信州新町の山あいの眺望のよい場所(休耕畑)を借り受け、天体観測や天体写真撮影していたようです。
現在でも継続している「定例会」(会員参加による勉強会のようなもの)や、現在でも年中行事となっている「ペルセウス座流星群観測会」などを実施していました。
また、長野市立博物館主催の40cm望遠鏡による観望会や出張観望会のサポートを数多く実施していました。
翌1993年からは、我々の独自の活動であり、後になって成果をもたらすこととなる「光害調査」を開始しました。
長野市及びその周辺市町村、約250地点の夜空の明るさを、毎年、継続的に調査し、
その結果を蓄積・分析、地点は減少したものの、現在でも調査を継続しています。
このほか、長野市環境パートナーシップへの参加、行政への照明装置設置に関しての提言、独自の講演会の実施、など
「光害」の防止および啓蒙に積極的に取り組んできました。
僭越ながらその成果が認められ、平成19(2007)年9月29日、長野県松本市で開催された、
第19回「星空の街・あおぞらの街」全国大会において、全国協議会会長賞を受賞することとなりました。
現在は、新型コロナウイルス感染症が流行したために、月1で開催しておりました観望会は中止になっておりますが、
「定例会」は月1で開催しており、活発な意見交換がなされています。
【主な活動内容】
【年会費】
1,500円 / 1世帯
【役員など】